【まちなか図書館】「子供の読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰を受賞しました!

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まちなか図書館では、開館以来、新たな気づきや出会いのきっかけをつくる場として、多様な主体との連携によるおはなし会を開催してきました。この度、それらの取り組みが特色ある優れた実践として認められ、令和6年度の子供の読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受賞しました。

◆特色ある優れた取り組みとして評価された点

①多言語でのおはなし会の開催

豊橋市国際交流協会と連携し、毎月、この地域に暮らす外国籍市民をゲストにお招きして、母国の暮らしや文化などに触れながら母国語と日本語によるおはなし会を開催しています。英語やポルトガル語をはじめ、アフガニスタンで使われるダリー語など日常生活ではなかなか聞くことのできない言語も含め、これまでに世界16か国17言語によるおはなし会を開催してきました。

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②地元大学や高校との連携によるおはなし会の開催

保育士を目指す豊橋創造大学短期大学部幼児教育・保育科の学生や児童文化を研究する学生サークル「愛知大学児童文化研究会」の学生、将来教員を目指す豊橋南高校教育コースの生徒らと連携したおはなし会を定期的に開催しています。読み聞かせや手遊び、パネルシアター、紙芝居など学生たちが考えたプログラムで実施しています。
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③親子が一緒に本を楽しめる読書空間の提供

まちなか図書館では、従来の図書館で使用されてきたNDC(日本十進分類法)ではなく、各ゾーンのコンセプトに沿って資料を並べる独自の「テーマ配架」を行っています。このことにより、一般的には離れた場所に配架されている子ども向けの本と保護者向けの本を隣り合った棚に配置することができ、親子それぞれが読みたい本を近くで探したり読んだりできるような空間となっています。また、館内では会話をお楽しみいただけることから、親子で絵本を声に出して読むこともできます。

その他には、「おしりたんてい」や「はたらく細胞!!」といった子どもたちに人気の児童書をアニメ化した作品を上映することで、図書館に足を運んでもらい、本に興味をもってもらうきっかけとなるような取り組みを行っています。

〈表彰式は下記フォーラムの中で実施されます。〉

1)日 時 令和6423() 13001700

2)行 事 令和6年度「子ども読書の日」記念 子どもの読書活動推進フォーラム

3)場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟大ホール他

表彰に関する詳細はこちら

文部科学省ホームページ

愛知県ホームページ