絵本は子育ての「お助けマン」
赤ちゃんに何を話しかけたらいいの?
絵本の中には、リズムある言葉があふれ、赤ちゃんに語りかける要素がたくさんつまっています。絵本を読むことで赤ちゃんに優しく語りかけることができます。
絵本を読んでもらうことは
赤ちゃんにとって、だっこしてもらって、絵を見ながら大好きな人たちに話しかけてもらうのは、とっても嬉しいこと。
絵本を読んであげることは
早期教育が目的ではありません。
赤ちゃんとゆっくりふれあう時間を持つことができます。
心安らぐ子育ての時間を
絵本を読んでもらったことは大きくなっても覚えています。そして、そんな時間が作れるのは案外短いものです。
絵本と共に心ふれあうひとときを過ごしてくださいね。
赤ちゃんって絵本をみるの?
0から3ヶ月
赤ちゃんの目は、まだぼんやりとしか見えていません。
でも、人の顔、特に口元と目元をよく見ます。またお母さんの声もよく聞いています。
絵本を開くと、絵を見たり、リズムのある言葉に耳を傾けたり、読んでいる人の口元や目をじっと見つめたりします。
4から6ヶ月
ご機嫌がいいときには、手足を動かしながら「アックー」「フンフン」と声を出していることがよくあります。
この声は「ねえ、お母さん、なんか言ってよ」という意味の一種の言葉です。
絵本を読むと、ニコニコしながら「アーウー」と声を出して笑うようになります。
7から9ヶ月
絵本に興味を持つようになり、つかんでなめたり、落としてみたり、ページをめくったりします。
絵本を読みながら、「バイバイ」と手を振って声をかけてみると、「バイバイ」とマネしてくれるのもこの時期です。
10から12ヶ月
絵本を開くと、描かれているものが理解でき指差しをするようになります。読んでいる人が「ワンワンがいるね」と声をかけると、「ワンワンだね」という意味で「アー」「ウー」と赤ちゃん言葉でお返事するようになります。
(ブックスタート・ハンドブック【第5版】(c)2009 NPOブックスタートより)