平成27年度 2月 三遠南信地域資料展

イベント

期間 平成28年 2月6日(土)~3月20日(日)
 場所 中央図書館 2階展示コーナー
 昔から三遠南信地域を結びつけていた豊川と天竜川の過去と現在の姿を紹介しました。豊かな実りをもたらす川、一方では大きな災害ももたらす川。特に昨年9月には鬼怒川が平地で決壊し、治水について関心をもたれた方も多いと思われます。「運ぶ・渡る」「恵み」「暴れる・治める」「守る」「暮らす」「学ぶ」「探る」などのテーマに分けて展示したパネル等も見ていただきました。期間中の来場者数は、2,257人でした。
展示コーナーには、1日平均61人の人が訪れました。現代的なテーマとして、ブームになりつつあるダムカードとダムカレーを取り上げました。ダムが防災面だけでなく、観光面や地域振興においても注目されている現状を紹介したいと考えました。アンケートには、「実際にダムに行ってみたいと思った」「ダムカレーを食べに行きたい」などの言葉も書かれていました。小中学校での川を利用した学習も紹介しました。これを機会に少しでも川に関心をもち、行動に移す個人や学校、地域が出てくることを希望します。

【 アンケートより 】 アンケートへのご協力ありがとうございました。60名の方より地域資料展のアンケートをいただきました。以下その一部を紹介します。
○ ダムカードやダムカレーのことを初めて知った。ダムカレーを食べに行きたい。(20代~70代 9名)
○ 川を知るよい機会となった。豊川や天竜川などの渡しの跡を訪ねてみたい。(20代~70代 5名)
○防災や治水についてもっと深く追求する必要があることを痛感した。(30代~80代 4名) 
○ 旧長篠村出身なので懐かしく思った。生まれが旧磐田郡龍川村で、天竜川で魚を採り、泳ぎ、大水にもあったことを思い出した。長野県出身で懐かしく見た。(70代 3名)
○ 川とともに生きる智恵、お見事。子どもたちも育てられていて、この環境を守らなければならないと感じた。 (60代)
○人が自然とどのように共生してきたのかが見えておもしろかった。実際にダムに行ってみたいと思った。 (40代)
○ダムマニア間のツイッターで知った。ダムのことを比較的大きく取り上げていて、天竜川・豊川を語る上で外せない話なのだと改めて感じた。災害、文化などについてもコンパクトな上、濃度の濃いすばらしい展示である。 (40代)
○昭和60年にダムの底が見えるほどの水不足になったのを知って、水は大切に思った。(40代)
○地元にいて知っているつもりでも、ゆっくり見学すると参考になることが多くあり再認識することができた。 (60代)
○今後も地域に密着した企画展を開いてほしい。 (70代)