平成28年度三遠南信地域資料展開催報告

イベント

平成28年度三遠南信地域資料展 
過去からの道 未来への道~東山道から三遠南信自動車道~
と き:2月11日~3月20日
ところ:中央図書館2階展示コーナー
内 容:過去から現在にかけて三遠南信地域を結びつけていた道・街道を紹介しました。時代ごとに分けて東山道・鎌倉街道・東海道などを紹介し、目的ごとに分けて塩の道・秋葉街道などを紹介しました。地元の方と巡りながら、街道付近にある遺物や街道を保存している住民の姿も紹介しました。

展示では、「道の駅記念切符」を収集家よりお借りし、数多く並べました。期間中の来場者数は、1,941人。

 展示コーナーには、1日平均60.7人訪れました。

コーナーには約30種類の街道案内、資料館リーフレット、地域案内の資料等を準備し来館者に自由に取ってもらいました。来館者のアンケートには、「資料を参考に歩いてみようと思う」「私も次に道の駅に行くときには、切符を買ってみたい」「ウォーキングなどに参加していますが、まだまだウォークしていない所へ行きたい」など、道を通して三遠南信地域へ新たに一歩を踏み出そうとする姿もうかがえました。

【 アンケートより 】

 アンケートへのご協力ありがとうございました。62名の方より地域資料展のアンケートをいただきました。以下その一部を紹介します。

・歴史や地元のことをあまり知らなかったので、今回この展示が見られてよかったです。姫街道のことも初めて知りました。もっとこのようなイベントに参加したいと思います。(20代女)

・三遠南信の過去~現在までの歴史が楽しめる興味深い展示です。この展示をきっかけにして一人でも多くの人の交流があればおもしろいと思います。(30代男)

・道の駅はよく利用させてもらいますが、切符があることは知りませんでした。私も次回行くときは買ってみたいと思いました。(40代女)

・近い所で知っているようでも、知らず気づかずの所も多いのだと思いました。改めて少し足を伸ばして見に行ってみたいと思う場所ができました。楽しみです。多くの資料の準備大変でしたでしょう。(50代女)

・よく資料を集められ充実した内容でした。ことに閉館中の奥三河郷土館の馬具、馬医書の展示はよく考え展示されましたね。一方、信州、遠州の本がたくさん静岡新聞や南信州新聞から出ています。「馬宿」などこういう本をそろえてください。展示も大切ですが、収集は遅れています。よろしく。(50代男)

・たくさん調べておられて感心しました。私もただいま旧東海道を江戸より京都三条大橋で歩いています。残り4宿(藤沢~日本橋)となりました。皆様にはこれからも資料作りに期待します。(60代男)

・豊橋市近辺の歴史で知らなかったことがずいぶんあって興味が出ました。嵩山に宿場があったことなど初めて知りました。今後とも近辺の歴史の企画に期待しています。(70代男)

・現代の街道、交通は車社会。小生の子どものころはトラックもバスもありましたが、これとは別途に運送屋さんがあって馬車で近隣の物資は輸送したものです。古代東山道阿智村に現代建設された中央道のうち、小生は網掛トンネル建設に従事した。昭和4350年ごろで懐かしい土地です。当時は阿智村の農協近くに仮住まいでした。(80代男)