太平洋戦争終戦直後の昭和20年8月18日、突然ソ連軍が千島列島北東端の占守島に千島列島から北海道までを占領する目的で奇襲してきました。その際に戦車第11聯隊などの占守島守備隊が、ソ連軍と壮絶な戦闘を行いました。
池田末男(いけだすえお)聯隊長(豊橋市出身)は、戦闘の指揮をとって突撃し、戦死しました。この日本軍の抵抗のため、ソ連軍は計画通りに北海道までたどり着けず、ソ連に占領された分断国家となりませんでした。この出来事は浅田次郎著『終わらざる夏』などの小説になっています。
今回、図書館へ寄附された池田聯隊長遺品および占守島の戦いの関連資料などを展示します。
◆「終戦後の悲劇! 占守島(しゅむしゅとう)の戦い」
- ・開催期間 令和3年8月11日(水)~8月29日(日)
- (ただし、8月9日を除く月曜日、8月10日(火)、8月27日(金)は休館)
- ・開館時間 9時30分~19時まで(ただし土・日・祝日は17時まで)
- ・展示場所 豊橋市中央図書館 1階陶壁画前展示ケース
- ・そ の 他 入場無料
- ※詳細はこちらをご覧ください。→占守島展示会チラシ.pdf(337KB)