村井弦斎は吉田(現在の豊橋)藩士の子に生まれた、新聞作家です。弦斎の小説『食道楽』は明治という激動の時代で大きな反響を呼び、当時森鴎外ら文豪の作品をしのぐ大ベストセラーとなりました。この作品にはいち早く食育が唱えられており、弦斎はまさに食育の父といえます。また豊橋市図書館には、村井弦斎の遺族から寄附された村井家ゆかりの品々が所蔵されています。
今年は、弦斎が生まれて160年となる年です(1863年12月18日生)。今回の資料展では生誕160年を記念して、図書館所蔵資料を中心に、食育の父といわれた村井弦斎の生涯と作品を紹介します。
村井弦斎生誕160年記念展「食育の父 村井弦斎」
・開催期間:令和5年12月9日(土)~ 令和6年1月28日(日)
・会 場:豊橋市中央図書館 2階展示コーナー
・開催時間:(平日) 9:30~19:00、(土日祝)9:30~17:00
・休 館 日 :毎週月曜日、12/22、12/29~1/3、1/9、1/26
※詳細はこちらをご覧ください。→ 食育の父 村井弦斎展チラシ.pdf
関連イベント
◆講座「村井弦斎と現代社会」
・日時:令和5年12月16日(土)13:30~15:00
・講師:冨安廣次さん(知の伝道師:村井弦斎研究家)
・内容:村井弦斎と現代社会のつながりをお話しします。
・会場:中央図書館3階会議室
・定員:30名(申込順)
・申込方法:イベント予約システム、もしくは中央図書館(0532-31-3131)まで電話でお申し込みください。
※申込受付期間 12/1(金)~12/14(木)