館長の種田が、いま一番会ってみたい人、皆さんにぜひ知ってもらいたい人をお招きしてお話しします。
7月のゲストは、豊橋出身の作家・新藤悦子さん。
6月に出版された新刊について、ここでしか聞けない創作の舞台裏に迫ります!
日時:7月17日(日) 14:00~15:00
場所:まちなか図書館2F 中央ステップ
講師:新藤悦子(作家・豊橋ふるさと大使)
定員:50名(先着順・参加無料)
館長の種田が、いま一番会ってみたい人、皆さんにぜひ知ってもらいたい人をお招きしてお話しします。
7月のゲストは、豊橋出身の作家・新藤悦子さん。
6月に出版された新刊について、ここでしか聞けない創作の舞台裏に迫ります!
日時:7月17日(日) 14:00~15:00
場所:まちなか図書館2F 中央ステップ
講師:新藤悦子(作家・豊橋ふるさと大使)
定員:50名(先着順・参加無料)
6月に出版された新藤さんの新刊「いのちの木のあるところ」について、創作の舞台裏や作品に込めた想いをお聞きしました。
児童書として出版されているこの本ですが、まず初めに驚くのは物語のボリューム。
一瞬怯んでしまう方もいるかもしれませんが、読み進めていくうちに物語の世界にどんどんひきこまれます。
物語の舞台となっているのは、トルコにある世界遺産「ディヴリーの大モスクと治癒院」。
山奥の秘境の町に建てられた、後世に残る壮大な建築物ですが、今なお多くの謎に包まれています。
史実をもとに紡がれた物語ということもあり、現地の写真を見せていただきながら、取材の過程や苦労などをお聞きしました。
さらに、この本の魅力のひとつである挿絵についても、創作の舞台裏を披露。
新藤さんが撮ってきた遺跡の写真をもとに、挿絵画家の佐竹美保さんが書き上げたという原画の緻密で美しいこと‥
ノンフィクション作家としても活躍されている新藤さんですが、事実を物語として編集し届けることの意義や、
「いのちの木」というこの物語を貫くキーワードから感じられる戦争や平和についても、考えるきっかけとなりました。
◇
最後は、生まれ育った「豊橋」に対する想いについても伺いました。
新藤悦子さん、どうもありがとうございました。