イベント
中央ステップ

館長の種田が、いま一番会ってみたい人、皆さんにぜひ知ってもらいたい人をお招きしてお話しします。

8月のゲストは、まちなか図書館内にある「ひとひとカフェ」スタッフ。

図書館内にあるカフェだからこその挑戦や想いについて、お聞きします。

日時:8月20日(土) 14:00~15:00

場所:まちなか図書館2F 中央ステップ

ゲスト:中村雅代さん(株式会社ベルグラッド ジェネラルマネージャー)

    村雲加奈さん(株式会社ベルグラッド ひとひとカフェスタッフ)

定員:50名(先着順・参加無料)

チラシ「館長がいま会いたいひと8月」.pdf

レポート

会話や飲食を楽しみながら利用できるのが、まちなか図書館の挑戦の一つです。

そんな居心地のいい空間づくりを支えている「ひとひとカフェ」のお二人にお話を伺いました。

前半は、お店の名前に込められた想いや、

図書館の中にあるカフェとして、独立店舗とは違う苦労や面白さについてお聞きしました。

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「ひとひとカフェ」を運営しているのは、地元企業の株式会社ベルグラッドさん。

図書館から歩いて3分ほど、水上ビルにあるカフェ「珈琲とカヌレ」もベルグラッドさんのお店です。

ジェネラルマネージャーの中村さんは、両店舗の企画・プロデュースを担当されている方。昨年夏に出店が決まってから、現場責任者の村雲さんとともに準備を進められてきました。

当時は私たち図書館スタッフも、オープン前の大詰めで、てんてこ舞い。「お互いに当時の記憶がないよね…」という話で盛り上がりました(笑)

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豊橋出身のお二人。最もチカラを入れたというのが、地元豊橋の魅力が伝わるようなメニュー開発です。

市内の3つの焙煎所から仕入れたスペシャルティコーヒー、地元のお店が手作りで提供するひとひと弁当や焼き菓子など。

まちなか図書館のコンセプト「ひととつながり、まちとつながる」に共感してくださり、駅前の公共図書館という場の特性を生かして、まちの魅力を発信するカフェを実現しています。

同じまちなかにある「珈琲とカヌレ」と「ひとひとカフェ」ですが、客層の違いや立地の特性に合わせて、まったく別の角度からお店のコンセプトやメニュー開発を行い、それぞれの店にきちんと付加価値をつけている。

プロの仕事の一端を垣間見ることができ、図書館のサービスにも通じるような学びが多かったです。

最後に、お二人のおすすめの一冊をお聞きしました。

・中村さんのおすすめ ー 池田貴将『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰 時代のすべての異端児たちへ』サンクチュアリ出版(2013)

  吉田松陰の言葉を1ページごとに短く紹介している本。ご自身を奮い立たせる時に、何度も読み返しているそう。

・村雲さんのおすすめ - 庄野雄治『コーヒーの絵本 THE ILLUSTRATED BOOK ABOUT COFFEE』mille books(2014)

  他の業界から転職された村雲さん。コーヒーについても日々勉強中でこの本はとても分かりやすくておすすめとのこと。

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どうもありがとうございました!

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