中秋の名月に合わせ、実際に空を見上げるイベントができないかと視聴覚教育センターご協力のもと実施した本企画。

視聴覚教育センターはこれまでも豊橋駅で「星を見る会」を実施しており、今回は会場をまちなか図書館に移しての開催です。

　中々普段触ることのない立派な天体望遠鏡がまちなか図書館のテラスに登場し、ボランティアの方々がススキや団子を用意してくださり、お月見ムード満載の会場でした。

天体望遠鏡はどうしても一人ずつしか見ることができないので、待ち時間には学芸員の杉浦さんによる月の講座や、まちなか図書館にある本なども会場に並べ、みなさんをお出迎えしました。

　間もなく開始…となる頃には、私たちの予想をはるかに上回る大勢の人が！一時は、テラス内でおさまらないほどの人になりご迷惑をおかけしました。次回開催することがあれば反省点です。ただ、これだけ多くの方にご参加いただけたことは本当に嬉しく思いました。

最初は月が雲に隠れて中々見えず、やきもきすることもありましたが、一度雲が晴れてしまえばそこからはお月見にぴったりな夜でした。子どもも大人も関係なく、みんなが楽しそうに望遠鏡を覗き込んでいる姿が印象的で、私も視聴覚教育センターの人も手ごたえを感じるイベントになりましたね。

直接お話しながら、用意した本を借りていっていただく方も多く、やはり実際に目にした方が「もっと色々なことを知りたい！」と思えるのかな、とも思いました。

　季節にぴったりなこういう企画も、色々と考えていけると面白そうです。これからもまちなか図書館の企画をお楽しみに！