穂の国とよはし芸術劇場PLATが企画制作をおこない、今年で9年目を迎える「市民と創造する演劇」。
この企画に対する想いや、創作過程を見ているからこそ分かる『悲劇なんてまともじゃない』の見所やポイントなどについて、図書館スタッフ増田とPLATスタッフが、実際に制作に携わっている市民スタッフも交えながらおしゃべりします。
公演チケットの有無は問いません。どなたでもお越しください。
一緒におしゃべりしましょう♪
日時:令和5年2月4日(土)14:00~
場所:2Fパフォーマンススペース
話し手:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 加賀千捺
市民スタッフ 市野ゆみ
図書館スタッフ増田が、穂の国とよはし芸術劇場PLATスタッフの方やゲストを招いて、PLATの作品や事業などの魅力に迫る不定期企画「ぷらっとおしゃべり」。
今回は、PLATが企画制作をおこない今年で9年目を迎えた「市民と創造する演劇」について、担当スタッフの加賀さんと、市民スタッフとして参加している市野さんを招いてトークしました。
前回行ったトークのテーマである「高校生と創る演劇」と同様、PLATの特色ある事業の一つとして数えられる「市民と創造する演劇」。その名の通り、市民とプロのスタッフが一緒に1つの作品を創り上げる企画です。
出演者となる方々はオーディションによって選ばれますが、市野さん含む市民スタッフは希望した有志が集まっています。具体的には「舞台美術」「小道具」「衣裳」「広報・宣伝」といった役割をそれぞれ担い、市民スタッフもまたプロのスタッフの方々と共に舞台を創っているとのこと。
市野さんは初めて市民スタッフとして参加してからは毎年参加しているそうで、「元々演劇をやられていたんですか?」と尋ねると、「まったくの未経験。自分の仕事等に活かせるように、手法などが学べるかなーと思って参加したら、ハマってしまって今に至ります」という返事が!
今回のトーク会場には「今年で7年目」という他の市民スタッフの方もいらっしゃったりと、皆さん一度経験すると抜け出せなくなるような魅力があるようです。
なお、館内で展開している「PLATの本棚」も、今回市民スタッフの方々を中心に彩りを加えていただきました。劇場も飛び出し、立場関係なく一丸となって一つの目標に向かっている様子はうらやましくも思いました。
さて、今年の作品は有名な「ロミオとジュリエット」をベースにした作品ということで、私から皆さんに「2分でわかるざっくりロミオとジュリエット」と題した簡単な説明を。
シェイクスピアの悲劇作品の1つですが、改めて説明するとしっかりは知らなかった方もいらした様子でした。
ネタばれになるのでは…と心配しましたが、どうやら今作はロミジュリであってロミジュリでは無いようで…?
私の「ざっくりロミジュリ」のあと、今作の人物相関図が発表!
…なんだこれは…!と驚く相関図でした。(権利の関係でレポートではお見せ出来ず申し訳ないです)
ロミジュリを知っているからこそ、今作の人物相関図が非常に不思議なことがよくわかります。
相関図に基づきながら、今作について加賀さんや市野さんに尋ねると、作品がより観たくなるお話ばかりでした。

(館内の関連書籍の案内もしていました)
実際にこのトークイベントに参加した方からは、後日「観たくなったのでチケットを買いました!」なんてお話も。
今回の作品に興味を持ってもらうだけでなく、今後まちなか図書館とPLAT両方を上手く利用して、行き来する人が増えると良いなと思います。
次もまたPLATの方と面白い情報をお届けしますのでお楽しみに!