イベント
メーカーズラボ
ラーニング・クリエイティブゾーン
ワークショップスペース

参加者同士でチームを作り、「図書館の紹介」をテーマに作品を作ってみましょう!プロの機材を使用し、撮影から編集までを学びます。今回はInstagramのストーリーズ機能を使った作品に挑戦します。

日時:820日(日)13001700

場所:3F ワークショップスペース

対象:小学校高学年~高校生

定員:6

講師:上田謙太郎(映像作家・愛知大学准教授)、愛知大学文学部メディア芸術専攻学生

申込:719日(水)から、イベント予約システムにて受付。

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レポート

夏休みの時期に合わせ、小学校高学年~高校生の方を対象に開催した本企画。昨年の11月にも同じ名前の企画を行いましたが、今回は「デジタル紙芝居編」と銘打って実施しました。

(昨年の実施の様子はこちら

今回も講師は、愛知大学文学部メディア芸術専攻の学生のみなさんと、愛知大学准教授であり映像作家の上田謙太郎さんにお願いしました。

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まずはアイスブレイク。みんなでお互いの名前(あだ名)を覚えながら、仲良くなろうという主旨なんですが、最初は中々静かな空気…。

後半には徐々に打ち解け、良い雰囲気になってきました。

その後は今日の流れや注意点の確認。

今回のテーマ「デジタル紙芝居」は、Instagramのストーリーズ機能を使って、写真で物語を作るというものです。最終的には、動画の編集まで行います。物語というと幅が広すぎるので、「まちなか図書館の使い方を紹介する」という条件を設定しました。

さて、そのためにはまず、カメラを使いこなす必要があります。まずは講師のみなさんによるカメラの使い方の講座がありました。

中々普段手にすることも少ない、一眼レフカメラを手にしながら、撮影の基本を学びます。単純にシャッターを切るだけでなく、水平を保つことや、表現したい内容によって被写体の位置もかわること、人物を撮る時には目にピントを合わせることなどを教えてもらいながら実践です。皆さんすぐに感覚をつかみ上達していました。

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その後は「まちなか図書館の使い方」を知るために、図書館スタッフの増田による館内ツアー。増田の話から、何を取り上げて作品にすれば面白いかを考えてもらいました。

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続いていよいよ作品づくりに。作品作りといっても、いきなりカメラを持って写真を撮るのではなく、アイディアをまとめていくところからです。それぞれ館内を歩きながら考えをまとめ、付箋にシーンを書きながらシナリオを作成します。

この時点で なるほど! というようなアイディアが盛りだくさん。さて、イメージ通りに上手く写真を撮って作品にできるかな?

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それぞれ館内に分かれ、撮影を行います。(ここの様子の写真が無くてすみません。実は私(増田)も図書館スタッフとして被写体になっていることが多く…)

しっかり写真を撮ってきたら、その写真をパソコンに取り込み、写真の選別作業です。

シナリオに沿った順番に写真を並び替えて、作った話がきちんとわかるようになっているか確認します。もう少しこのカットを足した方が良いよね、となって追加で撮影に行く班もありました。

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いよいよ完成間近。最後は一つの動画にするため、動画編集ソフトを使います。使用した編集ソフトはAdobe Premiere Pro。まちなか図書館のメーカーズラボのパソコンに入っているソフトで、普段はどなたでもご利用いただけるものです。こういう設備があるんだよ、ということも知ってもらえるキッカケになると良いなという狙いもありました。

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使い方を教えてもらいながら、実際に操作するのは今回参加してくれた皆さん。初めて触るのにすぐに慣れ、サクサク進めていく姿は凄かったですね。

何とかみんな時間内に作品を完成させ、最後は動画の発表会を行いました。

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まちなか図書館から、もしかしたら未来のクリエイターが登場するかもしれない。そんな期待も込めて行ったこの企画。今後もできれば同じように、何か新しいことにチャレンジするきっかけになるような企画を行えればと思います。

その際にはぜひご参加ください!