ティーンズスペース

1月25日(火)~30日(日)の1週間、3階のティーンズスペースにて「ユースウィーク」を開催します。

期間中は、性に関する本や資料の展示のほか、常駐する産婦人科医などの専門家にカラダやココロの悩みについて気軽に話を聞くことができます。

週末には個別相談にも応じます。対象は、中・高・大学生です。(予約制)

性に関する正しい知識や、困ったときに相談先があることを知ってもらえればと思います。

最終日の30日(日)には、産婦人科医2人による、幅広い年代の方に向けたトークも行います。

こちらは、ご家庭での性教育に悩まれている親御さんや教員の方など、大人の方もぜひご参加ください。

<開催日時・場所>

●ユースウィーク

1月25日(火)~30日(日) 13:00~19:00 @3階・ティーンズスペース

 ※28日(金)は整理休館日のためイベントもお休みです。

●産婦人科医によるトーク

1月30日(日) 13:00~14:00 @2階・中央ステップ

<講師>

宮本由記(マミーローズクリニック医師)

伊藤加奈子(ココカラウィメンズクリニック院長)



▼個別相談の申込について

※29日(土)、30日(日)の個別相談のみ申込が必要になります。

申込期間:1月12日(水)14:00~23日(日)17:00

申込方法:まちなか図書館イベント予約システムにて申し込み。(空きがあれば当日も相談可能です)

イベント予約ページ

ユースウィークチラシ.pdf

★豊川堂本店や図書館各館とも、連携フェアを行います!

・宮本先生おすすめの書籍リストを図書館で配布。幼児向けから保護者向けまで揃っています。

・中央図書館、向山図書館、大清水図書館でも関連本の展示を行います。

・豊川堂本店でもコラボフェアを行います。おすすめ本リストの中で手元に置いておきたいと思った本は、ぜひご購入ください。

レポート

ユースウィーク期間中の3階・ティーンズスペースです。

本棚の一角には、性に関する本や資料が並び、産婦人科医の宮本由記先生をはじめとした専門家のみなさんが常駐して、展示に興味を持ってくださった方に説明をしたり、質問に答えたり、気軽に相談に応じていました。

宮本先生.JPG 特集棚(ユースウィーク).JPG

相談内容は、ココロやカラダの悩み、生理に関わる悩み、性感染症のこと、パートナーとの関係や妊娠に関することなど、なんでもOK。

特に関心が高かったのは、先生のバッグに入っていた数々のサンプルについて。生理用ナプキンやコンドームのほかに、最近話題の吸水ショーツや月経カップ、ミレーナなどもあり、「実物を見てみたい」「どうやって使うの?」「どんな人に向いているの?」といった質問が多かったです。

image0.jpeg 展示.JPG

最近は、性教育関連の本の出版が多く、図書館にも多数所蔵があります。

宮本先生おすすめの本を、幼児~保護者向けまで、リストにして配布しました。このおすすめ本リストは、期間中50枚ほどお持ち帰り頂いたようです。ありがとうございます!

ユースウィークおすすめ本リスト.pdf

さらに、本を買って手元に置いておきたいという方にむけて、本の豊川堂さんでもコラボフェアを開催。リストに掲載されている本を購入できるように、フェアを組んで頂きました。また、中央図書館、向山図書館、大清水図書館でも同時に性教育本の特集を組みました。

豊川堂フェア.JPG 相談室前.jpg

豊川堂本店でのフェアの様子

土日には相談室での個別相談も

ユースウィーク期間中、先生が受けた個別相談は14件。土日のみでしたが、相談室にて1人15分ほどの無料相談を行っていました。

そのほかにも、立ち寄って資料をもらいながら立ち話をしていく保護者の方や、中高生本人たちが友達と一緒に資料をもらっていく姿などがありました。

女性だけでなく男性向け資料も展示し、男女ともに立ち寄って頂いたようです。

最終日には、幅広い世代に向けたトークイベントを中央ステップにて開催。

宮本先生と一緒にSNS等を通じて情報発信をしている、伊藤加奈子先生、高橋幸子先生(オンラインで参加!)も交えて、性教育を取り巻く日本の現状、海外の事例、日々の診察を通して感じていることなどをお話し頂きました。

若い方から年配の方まで、50名近い方が参加していました。

ユースウィークトーク.JPG

性教育と聞くと身構えてしまう方も多いかもしれませんが、男女問わず、正しい知識を身に着けて社会に出ていくことはとても大切なことです。

生きていくために必要なライフスキルとして、ぜひ若いうちから性に関する正しい知識を知ってもらいたいと思い、開催しました。

困ったときに相談できる先があるということだけでも、知ってもらえたらと思います。

ユースウィークに関心を持ってくださった皆様、ありがとうございました!

今後も継続して実施していければと思っています。

また気軽に足を運んでくださいね。